2011年2月21日月曜日

日本の外国人観光客誘致のポイントは、的確なマーケティング力にあり

日本は今国をあげて、外国からの観光客誘致に力を入れています。

中国の富裕層のお客様が、たくさんお見えになっていることはよくご存じだと思いますが、
中国は、いろいろ事情があって、なかなかお客様の数が安定しないこともあって、
ほかの地域や国のお客様も誘致できないか、
いろいろ工夫されているそうです。

先日のワールドビジネスサテライトでは、
そんな外国人のお客様に向けた誘致の工夫について特集されていました。

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ちなみに、管理人は先日別府の温泉地に観光に行きましたが、
中国や韓国のお客様がたくさんお見えでした。
ちなみに、別府杉の井ホテル、棚湯・バイキングの宿泊口コミ体験情報なら
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ワールドビジネスサテライト
2011/02/14放送分
~真の観光立国へ 幅広い外国人をつかめ~

・長野県野沢温泉スキー場 野沢温泉村
・来場者は年間35万人、2割が外国人観光客
・多くはオーストラリア人、日本と逆の季節で雪を求めてやってくる
・感想:こじんまりとした雰囲気が好き、野沢温泉にはとても美しい山や雪がある
・桐谷旅館 創業が明治の老舗旅館
・オーストラリア人客が半数以上に
・宿の5代目女将、英語を学んで流ちょうになった。
・昔のチェックインの日にちや人数の間違いがあった。今はメールでのやりとりで間違いがなくなってきた。
・英語表記のメニューや英語の本を置くなどのニーズを取り入れてきた。
・ホームページの作り方も工夫、すべての部屋を紹介する必要はない。タイプがわかれば十分。
・オーストラリア人は、夕食をつけない。
・考え方やニーズに合わせて、情報を提供する。
・感想:最初の夜はすき焼きを食べた。おいしかったよ。これから町を巡る。違うものを食べるんだ。
・飲食店も頻繁に訪れるので、地域全体に活気が広がる。
・夜のバーでは、外国人同士が情報交換している。
・リピーターには、スキー以外にも関心を持ってほしい。
・野生の猿が温泉に入る地域。楽しかったとの感想。

・白馬五竜スキー場 白馬村
・和太鼓のショー。見るだけでなく、ステージにあがる。
・口コミの新規顧客をねらう。好評、白馬・志賀高原・野沢・妙高の4カ所のエリアで、共同で誘致をした結果が大きな要因。
・周辺の情報をとりまとめているのが、長野・新潟スノーリゾートアライアンス
・市場は広げるもののノウハウを考えて、英語圏の方々を対象にする

・日本政府観光局 インバウンド旅行振興フォーラム
・外国人観光客を誘致するため、全国の自治体担当者が集まった。
・東南アジアの富裕層には日本旅行は人気。
・岐阜県群上市
・マレーシアのツアー客、エアアジアX(格安航空会社)が企画したツアー
・食品のサンプル工房で体験する。
・サンプルには日本文化で、海外にはあまりない。
・実際に体験する
・ものづくりを体験してインパクトを与えるのが基本
・岐阜県は数年前から誘致をしている。 地味に見えるが、ビーチリゾートがたくさんある彼らから見ると逆に魅力的。
・一番重要なのは市場を選ぶことではないか?


↑英語表記のメニュー



↑ラーメンを楽しむオーストラリア環境客



↑バーで情報交換する英語圏のお客様



↑温泉に入る自然の猿。これも観光の一つ



↑和太鼓を実際に叩いてみる



↑長野県中心に全体でタッグを組んででお客様を誘致



↑食品サンプルづくり


長野県のスキー場では、オーストラリアのお客様を中心に受け入れていることから、
英語圏のお客様に喜ばれるように。

岐阜県群上市では、山間の立地条件が、かえって東南アジアの海沿いのお客様。マレーシアやシンガポールのみなさんに喜ばれるという話が印象的でした。

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ワールドビジネスサテライト
テレビ東京系列 毎週月~金曜日 23:00~
出演:小谷真生子さんほか
ホームページ:http://www.tv-tokyo.co.jp/wbs/
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