2012年1月22日日曜日

不安や悩み・・・スランプから脱出するポイント

先日、「仕事学のすすめ」というテレビ番組を見ていたら、
人生の教訓となりそうな、深くて、興味深い話が出ていました。
それは、司法試験を受験する予備校の先生のお話で、スランプや悩みを
かかえたときに、心を楽にして、また前向きに仕事や勉強に向かっていくというお話です。
ご自身も、自信があって受験したはずの試験に、まさかの不合格だった経験から、
そこから立ち直るために何を考えたかなどの、ポイントについてお話しされておられました。
今日は、そのテレビメモ

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ちなみに、ホテル選び で困ったらこちらも参考に
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仕事学のすすめ
”司法試験流”知的生産術 第4回
スランプを味方につける自己管理より
1)なんでも自分の力だけで成功できるとは思わないほうがいいのでは・・・
→不安要因はすべて紙に書き出してみる
→スランプとは、一生懸命がんばっているけど、努力に見合った成果が得られていない状態と自分で思い込んでいる。
→ということは、自分は努力している。
→スランプに陥ることは、努力してる証だよ。
→書き出したものの中には自分で解決できるものとできないものがある。
→意外となんでもないものもある
→ありとあらゆることは、自分で解決できると思わないほうが良い
→自分のせいだと思わない。自分で対処しなくちゃいけないものは、もちろんやる
→どうしようもないものは、あきらめる。人のせいにする。
→まじめな人は、何か悪いことが起こったときはすべて自分のせいだと考える。
→自分の力で何とでもなるというのは傲慢ではないか
→世の中には自分の力ではどうしようもないこともあるのではないか?
→問題点は、一部にもかかわらず、自分の中でふくらませて
→法律のある部分が分からない→民法が苦手だ→法律家に向いていないと考えない。
→司法試験に不合格になったことを克服した
→先生の経験、絶対の自信をもって受けたんだけど、当然合格する気持ちでいた。
→30分ほど街に座り込んでいた。
→周りから、お前は試験に落ちたんだぞみたいなレッテルを張られているような気がした。
→試験の合格だけがすべてだった。しかし、引いて考えてみれば、たいしたことない。
→受からなければすべてはないという気持ちがあった。
→ソクラテスの弁明
→生きるか死ぬか、どちらがその後よりよい運命にあうかは神にしか分からない。
→今のその時点で最悪だと思っているに過ぎない。
→成長した自分がその事象を見たら最悪かどうかは分からない。
→ここから何か勉強することはないかな?とか、もう一度勉強を見直すきっかけになった。
→今は落ちたという経験をしてよかった。
→落ちた経験の生徒にどう接していいかもそのとき分かった。

管理人は、このお話を聞いてなるほど、、、と思いました。
そして、「成功するために自分ができることは、一部でしかない」と自分なりに解釈しています。


2.人の評価が気になったら
→司法試験の予備校教師があまり評価されていない。大学教授でもないのに、法律を教えるのか?
→同期の弁護士や裁判官の華々しい活躍→精神的なスランプ
→お前、まだ受験指導やっているの?いつ、足を洗うんだい?
→それまで、どう評価されるかという生き方をそれまでしてきた。
→人の評価って、、、それでいいのかな?自分が好きなこと。自分が一番得意なこと。
→弁護や裁判などは、もっと得意な人がいる。自分が得意なことは、教えることではないか?憲法の価値を伝えることではないかと考えた。それが自分のミッション指名では?
→自分が本当にやることは何か?自分の価値は周りじゃなくて、自分が決めるのではないか?
→スランプを味方に変える自己管理塾
→30代になって塾を立ち上げた。過去の嫌な思い出からマイナスからプラスにしていけるようになった。
→塾から合格して、法律家になってくれている人も数千人いると思う。
→試験の合格率から考えて、今は法律の世界にいない人が圧倒的多数。
→別の道に進んで、当時の勉強したことが役に立ったということを言われるのがうれしい。

自分がやっていることは、つまらないんじゃないか?
と思った時に対する対処法です。
人は、そんなにあなたを責めるつもりはないけど、自分が自分に一番厳しいことも多いと思います。
そんなときの考え方。


3.法律は解釈が大切。そうなら、ほかのことも
→どんなに頑張って努力しても、報われないこともある。けど、その結果がどうなるか分からないことに向かって努力するのことに価値がある。
→法律に解釈を与えるかは、その人の価値観や考え方による。
→法律の解釈も人の意味づけによってかわる。
→自分の身にふりかかった過去の歴史や事実を変えることはできない。
→でも解釈を変えることはできる。明日の自分は、今の自分が作っていく。
→新しい意味を与えて未来を作り出していくのは今の自分なんだ。
→自分にふりかかったありとあらゆることは、すべてプラスに変えていくことができる。
・・・なるほどな!と思いました。
法律も解釈の仕方がある。というなら、身近な事象でも。
これは、応用が利きそうな考え方ですよね。

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仕事学のすすめ
NHK 月曜日 22:25~
出演者:勝間和代さん 野田稔さん
ホームページ:http://www.nhk.or.jp/program/shigotogaku/
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